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Instinct　狼の一族

作品解説
『だけど、目の前に救いを求める手があるのなら・・・　その手をつかむのが、俺の本能ですから。』
主な登場人物	ギルバート・グスタフ／カルロス・グスタフ／ブランカ・ヴィトー／アリス・シャッフル
狼男の血族でマフィアでもあるグスタフファミリーの三男・ギルバート・グスタフは、一見弱そうな少年に見えるが、頭脳も明晰で何事にも動じない強い心を持っていた。しかし、兄たちと違って狼に変身できない体質であり、そのことで兄たちからは半人前とみなされていた。そんな中、ギルバートの行きつけのバーが、敵対するヴィトーファミリーに襲われる。大きな抗争になることを危惧する兄たちはその店を切り捨てようとするが、ギルバートは一人で立ち向かう。変身できないギルバートは、用意周到に策を練ることでヴィトーファミリーの一員を倒すのだった。マフィアがモンスターだったらというファンタジーアクション漫画。要するに『ぬらりひょんの孫』の西洋版といったところ。作者のデビュー作。
前作	―	次作	『國士無双!!』