哲也 -雀聖と呼ばれた男-
漫画作者 | 星野泰視 | ||
原作者など | さいふうめい | ||
掲載誌 |
週刊少年マガジン | ||
掲載期間 |
1997年33号~2003年18号 2003年31号~2005年22・23号 | ||
話数 | 全339話 | ||
巻数 | 全41巻 | ||
内容 | 半自伝的麻雀漫画 | ||
ネーム |
★★★★ | ||
キャラ | ★★★★★ | ||
画力 |
★★★ | ||
関連作品 | ― | ||
連想作品 |
『麻雀白虎隊 東』 |
作品解説 | |||
『人間 どこにいたって死ぬ時は死ぬさ 運の悪い奴が死ぬんだ』 | |||
主な登場人物 | 阿佐田哲也/房州/早見たつを/印南善一/ドサ健 | ||
太平洋戦争真っ只中の昭和19年、阿佐田哲也は軍需工場で勤労動員させられていた。ある昼休みに仲間と一緒に同僚のおっちゃんに博打を教えてもらっていたのだが、その時に空襲が起き、あたり一面が焼け野原になる惨事の中、逃げずに生き延びたおっちゃんから結局は運が大事なのだと教わる。翌年、戦争に負け日本は貧しい状況にあったが、何とか職を得た哲也は、就職先でカブの博打をやっていることを知りその場に赴く。そこで運を見定めて勝負をすることを覚えた哲也は、勝負師としての才能を開花させ、さらにイカサマを覚えて連戦連勝の博打うちになっていた。そこで哲也のイカサマを見抜いた印南から横須賀で米兵相手に麻雀をやれば儲かると聞いた哲也は横須賀へ向かうのだった。 有名な雀士・色川武大の半自伝的な作品群をベースにした麻雀漫画。戦後のいかがわしい雰囲気と、作中のデフォルメされたキャラクターとその演出がうまくマッチして、そのほかの麻雀漫画にはないエッセンスが加わっている。作者のデビュー作。コミックは、1巻と最終巻の表紙が同じ構図になっている。 |
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前作 | ― | 次作 | 『賭博師 梟』 |
文庫版 | ||||
全22巻 |