少年コミック大全

HUNTER×HUNTER

作品解説
『あらゆる残酷な空想に耐えておけ　現実は突然　無慈悲になるものだからな』
主な登場人物	ゴン＝フリークス／キルア＝ゾルディック／クラピカ／レオリオ＝パラディナイト
くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、幼少期に森で巨獣に襲われている所をハンターの青年・カイトに助けられた際に、死んだと思われていた父親・ジンが生きており、優秀なハンターとして活躍していることを教えられる。それ以来、ハンターという職業に憧れを抱くようになったゴンは、里親・ミトの出した条件をクリアして、ハンター試験を受ける許可をもらえる。そして、ハンター試験を受けるためにくじら島を出て、船出をするゴンであった。前作でリハビリを終えた作者が王道の少年漫画的設定で挑んだ冒険アクション漫画。最初の頃は、王道の設定ながら、随所にひねってある抜群の面白さがある。しかし、次第にそのバランスが崩れていき、負けた人が上に進むトーナメントみたいにひねりすぎてジャンプ自体を馬鹿にしているとしか思えないことをやり始めて、面白さも失速する。そして連載自体も失速してして、連載漫画とはいえない状況になってしまう。
前作	『レベルE』	次作	―